ごあいさつ・プロフィール 現在世界は、コロナ禍の中、新しい様式のビジネススタイルが求められています。あいアーキテクツは、建築コンサルティングを行い企業やクライアントの皆様が求めている建築・都市の創造に真摯に取り組んできました。その結果、福祉施設、病院、保育施設、などを専門に設計し、大規模、中規模、小規模とわず幅広く対応できる設計事務所として成長いたしました。 社員が設計力・技術力、人間力も併せ持った設計者・技術者として常にクライアントの皆様に寄り添いホスピタリティで、ブランディングの構築に努めています。 高度化、複雑化した社会やクライアントの皆様の様々な課題に対して、建築や不動産活用、ご相談いただいた際に必ずワンストップで問題解決を可能にする「トータル・ソリューションコンサルティング」体制とサービスを自信をもって、あいアーキテクツはこれからも社会やクライアントの皆様の負託に応えてまいります。 宮崎聡 SATOSHI MIYAZAKI 株式会社あいアーキテクツ 代表取締役 一級建築士 北海道生まれ。 学生時代はラグビーで活躍。 現在は、ラグビーチーム 北海道バーバリアンズJr.の スタッフとして育成にも尽力。 マイストーリー あいアーキテクツ代表の宮崎聡です。マイストーリーでぜひ自己紹介をさせてください。 「北の国からの小学校生活」 北海道旭川で生まれ、父が転勤族だったこともあり 3歳で札幌へと引っ越しました。 両親が憧れのマイホームを商工団地に購入したのをきっかけに、屯田の小学校へ転校。 ここである意味、私は初衝撃を受けたのです。 (写真:「北の国から」より授業の様子) なんとその学校はドラマ「北の国から」を彷彿させる今となっては懐かしい平屋の木造建築。今ではほとんど見かけなくなったダルマストーブ。どこからか純くんとホタルちゃんが出てきそうな、そんななんとも北海道らしい小学校生活でした。 「ルーツは小樽にあり、日常にある建築デザイン」 私の建築家ルーツは、小樽の町並みにあります。数年後今度は小樽の小学校へ転校します。 小樽はご存知の通り坂の町。大正から昭和にかけて、「北のウォール街」とも呼ばれており歴史的建造物を今でも沢山見ることができる観光地です。 坂を登ると稲穂小学校(石原裕次郎兄弟も通っていた)があり私は元気に通うわんぱく坊主でした。 この校舎が円の体育館をメインとして立方体の教室で構成されている非常に珍しい建造物で、当時私はこの形状に「夢中」になったのです。 (写真:当時の小樽稲穂小学校) 特に印象に残る富岡町カトリック教会(現存)はそれまでに見たこともないゴシック建築。内部には赤に青に光が差し込む美しいきらめきステンドグラス。 幼い私にとってはスケールの大きい建物でした。先のとがった赤い屋根の上の十字架は高くそびえ立ち、天まで届くように感じたのです。 (写真:富岡町カトリック教会) 小樽の町並みはまさに「私の建築のルーツ」といえます。 日常の中にあり、見て、触れる、優れた建築デザインの宝庫だったのです。 「灰色の病室と青春時代」 小学校高学年から、父の体調が思わしくなく札幌へ居を移すことになった私は高校時代になると、部活のラグビーに熱中するようになりました。 この頃、父の病気が本格的に重症化し心臓の手術を受け我が家にピンチが訪れます。 入院した父のお見舞いに言った時の印象をお話するとその病院は古く、壁は汚れグレーのペンキを塗ったよう。 床は低コストのPタイル、天井も虫食い柄のようなジップトーン。ベッドも当時はパイプでした。 その病室に手術を終えた父は静かに横たわっていました。 (本当に、ここで病気は治るのか? ここで父は元気になれるのだろうか?) ただでさえ病気で元気のない心を癒やすには、この病室はあまりにも寂しすぎる。私はどうしても回復のイメージをすることができず、ただただ不安な気持ちであったと記憶しています。 両親に負担をかけられない、手に職をつけて自立していこうと決心した私は、こうして元々好きで得意分野でもあった美術を活かせる建築系の学校に進学を決心したのです。 「社会人スタート。ホテルの建築プロジェクトに参加」 あるプロジェクトが私の建築ジャンルを決定するきっかけになりました。 それは、大手ホテルの建築のプロジェクトで、他ホテルの視察の段階から設計、完成までに本当に多くを学びました。 ここで改めて「ホスピタリティ」という言葉を再認識することになります。 ホスピタリティとは、「顧客に提供する個々のサービスの質を高めるための考え方」を指します。 つまり、リピートしたいと感じさせる高次のサービスを提供していくことを目標としているのです。 私は灰色の病室での不安な感情を思い出し、それとは全く相反するこのプロジェクトで「これだ!」という自分の建築における目的を見つけた感触を得たのです。 「医療建築におけるホスピタリティ」 このホテル建築で学んだホスピタリティ精神を実践できる時が意外に早くやってきました。今度は札幌市内の産婦人科病院建築に携わる事となったのです。 「このマインドを建築に積極的に活かしていきたい。人が集い、住まう空間、病院にもホスピタリティが必要だ!」 産婦人科で出産入院する妊婦さんは、基本的に病人ではありません。安全に安定した気持ちで出産、退院までお部屋で過ごしていただくには、まさにホテルの様なホスピタリティがフィットするのです。 Jrスィートさながらの広い空間に、退院までのんびりと過ごしてもらうにはどんな工夫が必要だろう? 先輩に指導してもらいながらロケーションにもこだわり中庭にはリラックスできる回廊を設け、歩くごとにシーンが変化するストーリーのある演出を行いました。 体調が回復して、やがて健康な生活に戻っていく。そんなシーンをイメージし建築設計をおこなう。 人を癒やし回復していく、そんな、ホスピタリティ溢れる建造物を創っていきたい。 迷いなく私は、医療、福祉専門の設計事務所に転職したのです。 「良い建物を創る。それがあいアーキテクツです。」 ホスピタリティ。 しつらえ、接客、良い建物、良い医療、全てが一体となって「良い病院・施設」となっていくのではないでしょうか。人が集い、リピートする、安らぎがあり、使いやすい。それは奇をてらったものでは消してありません。 「良い建物」はもちろんあいアーキテクツにおまかせください。わたしたちは「愛」溢れる「建物」をご提供していきます。