東北海道病院

 

エントランス改修は既存部分との接続方法の調整に時間をかけて改修を実現

釧路市の整形外科をメインとする東北海道病院の放射線部門の増築と、エントランス待合の改修を行いました。
既存建物との接続方法において、関係各官庁と相当な時間をかけ、実現に至りました。

導線の見直し待合室に余裕のある空間を実現

受付ホールも一新し、くつろげるスペースをつくりました。
また、診察待ちの時間や順番がわかるディスプレイの導入や、動線の見直しで混雑していた待合室が余裕のある空間となり、患者様に待ち時間のイライラ解消に努めました。

釧路根室地方の整形外科では最多の183床を有する病院として、高い専門的かつ安全な医療を提供することで、皆様に選ばれる病院を目指してエントランス、放射線部分の増改築を実施

お客様の声

東北海道病院 小熊事務長へお話をおうかがいしました。
(整形外科、内科、リウマチ科、リハビリテーション科、麻酔科。ベッド数183床・地域包括ケア病棟44床)

あいアーキテクツスタッフ(以降 あい):本日はよろしくお願いします。さっそくですが平成6年開設された開設東北海道病院は整形外科、リハビリテーション科、麻酔科、内科、リウマチが標榜科はとうかがっていますが基本方針は何でしょうか?

小熊事務長(以降 事務長):皆様に良い医療を提供し、皆様に信頼され、皆様に選ばれる病院でありたいと願っています。釧路根室地方ではベッド数183の大規模病院の1つで、手術後の十分な期間のリハビリテーションが可能な体制を整えています。

あい:今回の増築改修に至った経緯を簡単にお伺いします。

事務長:今回は、患者様のアメニティーを向上させるのが一番の狙いでした。

具体的には、
1. MRIが既存0.4テスラの性能のものに加え、新たに1.5テスラの機種を導入しました。
   放射線検査部門の充実と、患者様が迷わずスムーズな導線で検査結果ができることを目指しました。
2. 待合受付の改修で、患者様が待っている間の快適性の向上と、受付から会計までのシステムの見直しによる快適性の向上です。
3. 三つある手術室のうち1つの手術室を拡張し、医師看護師の更衣室と控え室の導線を整理しました。
4. リハビリテーションが拡張され、患者様がゆったりとリハビリを受けられるようなりました。

あい:最終的な増改築案に至るまで、あいアーキテクツでは、いろいろな平面プランのプレゼンテーションをおこないました。ご提案はいかがでしたでしょうか?

事務長:いろいろな話し合いが行われて、結果、改修後は、本当に導線がすっきりして、患者様が迷うことがなくなりました。外来の待合と放射線科の待合がきちんと区別され、ゆったりとしたスペースがご提案通り確保され満足しています。あいアーキテクツさんは建築設計だけでなく医療機械にも知識があり工事現場もスムーズで助かりました。

あい:ありがとうございます。今回、待合、ロビー部分の改修を行って、整形外科は冬に患者様の人数が増えると伺っておりましたが、ピーク時の様子はいかがでしたか?

事務長:フロアの導線ライン表示がされているので、患者様は目的の場所に迷わず向かうことができました。導線ラインはわかりやくいいですね。そして、改修をおこなったことで待合を始め、受付ロビー全体が広く明るくなりました。カウンター受付の1部を低くして車椅子の方とも対話ができるようにしたのも好評でした。

あい:待合ロビーの患者様の評判はいかがですか?

事務長:以前は、待合室に「暗いところで待たせるのか」と言うご意見もあったんです。今回は明るくきれいになったと評判です。事務作業面では再来機械の導入や、受付カウンターを一新することで患者様のストレスが軽減され、窓口対応もスムーズになりました。イートインスペースもでき、長時間待たなくてはならない場合でも患者様が院内で待っていることができるようになりました。このことごで病院のイメージをぐっとアップすることが出来たと思っています。

あい:リハビリテーションの改修の感想はいかがですか?

事務長:患者様の施術空間が広がり、また入院患者と通院患者を分けることができて好評を得ています。

あい:改修することで患者様、スタッフの皆様がよりよい空間で心地よくいられるのは私たちにとってもうれしいことです。今後も改修の際はご相談いただければと思います。では、最後に病院の今後の展望についてお聞かせ下さい。

事務長
最近は診断、治療において細分化が進み、患者様からもより高度かつ専門的な治療のニーズが増加してきていることです。当院の最大の特徴は、主体である整形外科において、各部位ごとに専門医が診療にあたるということであり、脊椎、肩関節、手関節、股関節、膝関節、スポーツ疾患の専門外来を設置しています。ここ数年、整形外科の年間手術件数は約1700-1800件となっております。釧路市内のみならず道東地域の医療機関や各施設などとも連携を図り、平成26年からは地域包括ケア病棟を設置し、遠方で頻回な通院が困難な患者様に対しましてもある程度の時間的な余裕をもってリハビリをやっていっていただける環境を整えております。各部位に特化した整形外科病院として、今後さらにより良い医療をしていきたいです。釧路だけでなく、北見・帯広・十勝をフォローできるようにしたいです。

あい:本日はありがとうございました。

導線を意識した放射線部門の増築プロジェクト

放射線病棟は限られた敷地の中でスムーズな動線を意識しました。
最新のMRI等の配置計画をしました。